美容のリスク解説

米ぬかパック」や「とぎ汁化粧水」は効果ある?試す前に知っておきたいメリットと注意点

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自然は美容の落とし穴、米ぬか、とぎ汁美容

天パ たまこんぶ

✅2012年~宇津木流スキンケア(肌断食)継続中。
✅縮毛矯正卒業!癖毛を活かし中

40代主婦。「本当に必要なケアだけを、手の届く方法で」肌とお財布に優しい美容情報を、等身大の視点で発信しています。

 

こんな方におすすめ

  • 「米ぬか」や「とぎ汁」で肌がきれいになるって本当?と気になっている方
  • 自然派&低コストケアを取り入れたいけれど、肌トラブルは避けたい方
  • 敏感肌・ニキビ肌だけど、SNS話題の美容法を取り入れたいと思っている方

 

炊飯のたびに出る「とぎ汁」や、精米時の副産物である「米ぬか」──
これら、昔ながらのスキンケアアイテムとしてSNS投稿がたまに流れて来ます。

「#ライスウォーター」「#米ぬかパック」などのハッシュタグには、「透明感が出た!」「もちもち肌に」といった声も。

でも一方で、「肌に合わなかった」「ニキビが悪化した」という声も……。

そこで今回は、「米ぬか&とぎ汁ケア」に興味のある方へ、なぜ肌に良いと言われているのか?

 

肌断食13年目。市販の基礎化粧品も、手作り化粧品も”使用しない”私が、

その成分と原理を深掘りし、メリットとリスクの両面を解説、感じたことを共有していきます。

 

\肌断食について/

📌▶【宇津木式スキンケアとは?】肌断食を13年続けた経過&肌の変化まとめ


なぜ「米ぬか」や「とぎ汁」は肌に良いと言われているの?

宇津木流スキンケア、肌断食、身体は?お風呂、身体も洗わない?

 

米ぬかやとぎ汁がスキンケアに良いとされる理由は、以下のような肌に有益とされる栄養素が含まれているからだと思います。

 

  • ビタミンB群:皮膚の新陳代謝をサポートし、肌荒れや乾燥の改善に働きかけます。
  • γ-オリザノール:抗酸化作用があり、シミ・くすみの予防や肌の老化対策にも期待。
  • フェルラ酸:紫外線による酸化ストレスを抑える効果があるとされ、美白効果にも関与。

 

さらに、米ぬかにはフィチン酸やスクワラン、セラミド様成分なども含まれており、 保湿・角質ケア・肌バリアサポートといった幅広い美容効果が”研究”されているようです。

※参考:日本化粧品技術者会『化粧品技術者のための応用皮膚科学』/RICE BRAN and RICE GERM – COSMOS-standard accepted

 

● でも、忘れてはいけないのは「肌との相性」

肌に良い成分が”含まれている”のは確かですが、肌表面には角質層というバリア機能があり、成分の侵入を防ぐ役目をしています。

ですので、

 

その成分が「すべての人の肌にとって安全で効果的」とは限らない。

 

ということもいえます。

とくに敏感肌・ニキビ肌の方は「成分の濃度」「防腐の有無」「肌のバリア機能の状態」によって、思わぬ肌トラブルが起こることもあります。

次の章では、こうした自然素材スキンケアのメリットとデメリットの両面を解説していきます。


米ぬか&とぎ汁ケアのメリットとは?

  • 市販品に頼らず、食品で肌ケアできる安心感
  • コストがかからず、手軽に取り入れやすい
  • 肌にやさしいイメージと実際の保湿・整肌効果

 

毎日の炊飯や調理のついでに行える手軽さは、忙しい方にも嬉しいポイント。 また、「肌がやわらかくなった」「肌のくすみが抜けた気がする」といった使用者の声も沢山見かけました。

自然派・シンプルケアに惹かれる方には、気分転換として楽しめる方法かもしれません。


敏感肌は注意!見落としがちなデメリット

ペーパータオルやタオルについて、よく耳にする噂の真偽を検証します。

 

ここがとても大切なポイントです。

 

● 雑菌の繁殖リスク

とぎ汁や米ぬかは「食品」です。常温保存や長期保存は雑菌の繁殖につながり、肌に炎症や吹き出物を引き起こすことも。

 

  • 作り置きは避ける
  • 開封後の米ぬかもできるだけ早く使用する

 

という衛生管理が大切です。

※参考:日本皮膚科学会 美容皮膚科委員会

 

● アレルギー・刺激の可能性

米ぬかは栄養豊富な反面、

 

  • タンパク質や農薬の残留物がアレルゲンとなる可能性
  • 肌の赤みやかゆみ、接触性皮膚炎を引き起こす可能性 もあります。

 

とくに肌荒れを起こしている方・ニキビ肌・敏感肌・アトピー体質の方は使用しない方が良いと思います。

 

● 自然由来=安全、ではない(“好転反応”にも注意)

「自然なものだから安心」「一時的な肌荒れは“好転反応”」──そんな声もよく見かけますが、実はこれには注意が必要です。

 

「好転反応」という言葉は、医学的には存在しない概念です。

 

日本皮膚科学会をはじめとする専門機関では、「赤み・かゆみ・湿疹」などの肌の変化は炎症やアレルギー反応のサインであり、“良い兆候”とはみなしません。

つまり、「肌が一時的に荒れる=効いている証拠」ではないということ。

実際には、肌に合わない成分がバリア機能を壊してしまっている可能性があります。

自然なもの・手作り・無添加── やさしそうに見える言葉ですが、それは必ずしも「肌にとって無害」ではありません。

 

天然だからこそ、刺激がダイレクトに肌へ届く。

 

ということもあります。

肌のバリア機能が落ちているとき(乾燥・炎症・ニキビ中など)は、 むしろこうした素材が肌の負担になることもあるのです。

 


米ぬかやとぎ汁を試してみたい方へのメッセージ

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米ぬかやとぎ汁は、成分としては確かに魅力的です。 でも「自分の肌に合っているか」「今の肌の状態に向いているか」を見極めることが何よりも大切です。

肌が健康で、気分転換として試したみたい方は良いと思います。

一方で、

 

  • 敏感肌やアレルギー体質の方
  • ニキビや肌荒れがある方
  • 生理前後など肌がゆらぎやすいタイミング

 

は、新しい事はチャレンジせず、市販の低刺激アイテムの活用をおすすめします。

肌断食をしている私からすると、あくまでも今回SNSで回っている家で作れる「米のとぎ汁、米ぬかパック」は常時使う物ではなく、

肌を綺麗にする効果を期待するのではなく、気分転換で使いたい方が使う物、という感覚です。

肌は、毎日つきあう「自分の一番近くにいるパートナー」です。やさしく、大切に、向き合っていきましょうね。

 

私のスキンケアスタイルと、おすすめのクレンジング

私は普段、肌断食(宇津木式スキンケア)を取り入れており、日常的なスキンケアはほとんど行っていません。

📌▶【宇津木式スキンケアとは?】肌断食を13年続けた経過&肌の変化まとめ

ただし、レジャーなどで日焼け止めを使用した日には、肌へのやさしさを優先してクレンジングを使うことがあります。

そんなときに使っているのが、市販の米ぬか・コムギフスマをベースにした自然派クレンジングです。


ナチュラル志向の方でも取り入れやすく、洗い上がりもつっぱらず快適。
「手作りはちょっと不安…でも安心できる成分のものを使いたい」という方にはおすすめです。

 

  • この記事を書いた人

天パ たまこんぶ

✅2012年~宇津木流スキンケア(肌断食)継続中。
✅縮毛矯正卒業!癖毛を活かし中

40代主婦。「本当に必要なケアだけを、手の届く方法で」肌とお財布に優しい美容情報を、等身大の視点で発信しています。

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