「肌断食は冬に向かないのかな?」
そう思う方は多いのではないでしょうか。
私も20代後半から肌断食(宇津木流スキンケア)をゆるく始め、現在40代になりました。
2020年のコロナ禍以降は日焼け止めすら塗らず、乾燥を感じたときだけワセリンを塗るというシンプルケアで快適に過ごしています。
でも、そんな私も肌断食を始めたばかりの頃は

と、無理していた経験もあるんです…。
今回は、そんな私が20代後半から40代になるまでに実際に体験したことをもとに、「肌断食は冬に向かないの?」という疑問に答えつつ、乾燥シーズンに役立つシンプルケアの工夫をまとめました。
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肌断食は冬に向かない?私が感じたリアルな壁
20代後半から始めた「ゆるい肌断食」
私は20代後半から肌断食(宇津木流スキンケア)を始めました。
化粧水や乳液、クレンジングを使わずに暮らすというのは、当時はかなり勇気がいりました。
最初の数年は、特に冬が大変でした。頬が粉をふいたり、笑うとつっぱる感じがしたり…。

そう思ったことも何度もあります。
完璧にやろうとして失敗した経験
始めた当初は、「肌断食は何も塗らないことが正解」だと信じていました。
肌が赤くても、かゆくてもネット情報を鵜呑みにして「好転反応だから耐えなきゃ」と思って我慢したこともあります。
でも、結果的に肌荒れが悪化…。あのとき「一時的に保湿してもいい」と柔軟に考えていたら、もっと楽に続けられたと思います。
肌断食の落とし穴と正しい考え方
「好転反応」という言葉に惑わされない
ネットでは
「肌が荒れるのは毒素が出ている」
「好転反応だから大丈夫」
と書かれていることもありますが、医学的に「好転反応」という用語は、実は存在しないんです。
赤み・かゆみ・ピリつきが強いときは(良くなる兆候だ)と素人判断をするのではなく、専門医に見てもらう事をおすすめします。
長年のスキンケア習慣で肌は敏感になっている
化粧品やクレンジングなどを使ってくれた肌は、角質層が薄くなりバリア機能が弱っていることも多いです。
そんな状態で急に化粧品を「ゼロ」にすると、乾燥やトラブルが出やすいのは当然のこと。
無理をせず、段階的にケアを減らすのが大切です。
冬の乾燥に対応できるシンプルケア
一気に化粧品減らさず、段階的に
私の場合は、まず化粧水をやめ、その後に乳液をやめる…というように少しずつ減らしました。
急に全部やめるより、肌も気持ちも楽でした。
乾燥がひどいときは「ワセリンで保護」
現在は水洗顔だけで済ませていますが、冬の湿度が低い時期は頬がカサつくことも。そんなときはワセリンを薄くのばして、角質のめくれを保護しています。
肌断食の基本は「何も塗らない」ですが、一時的な保湿=失敗ではないと気づいてから、とても気が楽になりました。
乾燥が気になる季節には👉 ワセリンの正しい塗り方で肌を守る
肌断食を続けるほどに強い肌へ
40代になった今、私は朝も夜も洗顔料は使わず、水で洗うだけ。タオルで拭いたあとに何もつけなくても、乾燥しない肌になりました。
もちろん冬は油断すると乾燥しますが、必要なときにだけワセリンを取り入れることで十分。
「完璧な断食」よりも「自分の肌に合うペース」を優先したことで、長く続けられたのだと思います。
まとめ
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肌断食を始めた当初は冬の乾燥で悩むのは普通
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「好転反応」という医学用語は存在しない。強い症状は皮膚科へ
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一気にやめず、段階的に減らすのがコツ
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冬は必要に応じてワセリンで保護するのがおすすめ
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続けるほどに、何も塗らなくても乾燥しない肌に近づける
「肌断食は冬に向かない?」と感じた方へ。
大切なのは、無理をせず肌の声を聞きながら、自分に合ったシンプルケアを見つけることです。
肌断食を始めたい方はこちら👉 肌断食の始め方|まずは1アイテム減らすところから