こんな方におすすめ
・縮毛矯正に頼らず、くせ毛と向き合いたい方
・くせ毛の悩みを減らして日常をラクにしたい人
・自然な髪質を活かしたヘアケア方法を知りたい方
長年、強いくせ毛に悩んできた私が、縮毛矯正をやめて5年経ち感じたこと。

この記事では、「縮毛矯正をやめたいけど不安」「くせ毛を活かしたいけど自信がない」そんな方に向けて、私の体験談をもとに、髪との付き合い方が少し楽になるようなお話をお届けします。
縮毛矯正をかけ続けた20年間の私
私は20年以上、縮毛矯正を繰り返してきました。
朝起きるとアフロみたいなチリチリ髪──そんな“超・天パ”の私にとって、縮毛矯正は当たり前のことでした。
湿気でうねる髪が恥ずかしくて、何とか抑えようと必死だったんです。
・約3ヵ月ごとに美容院で縮毛矯正をかける
・根元がうねってくると、すぐヘアアイロン
・海に行く前に縮毛矯正のタイミングを調整
・前髪はうねりやすいから、いつも長めにして結んでおく
……思えば、髪のために人生を調整していたようなものでした。
楽しそうだと思っても 「髪の癖が出たらどうしよう」と不安で、やらなかったこともたくくさん。もったいないことをして来たと今は後悔しています。
縮毛矯正をやめて、天パ・チリチリくせ毛との向き合うように
そんな私が、縮毛矯正をやめてくせ毛を活かしはじめたのは数年前。 最初は「えっ、こんな髪でも活かせるの?」と嬉しくなったのを覚えています。
けれど、すぐに次の悩みがやってきました。


今度はナチュラルなカールの人が羨ましくなって、
・ヘアクリームを何種類も試す
・ジェルを使ってツヤを出す
・毎朝スタイリングに時間をかける
……気づけばまた、鏡の前で悪戦苦闘する日々。
真夏でもカーリーヘアにするためにダウンスタイルにこだわって、汗をかいても髪を下ろしたまま出かけたり。
今思えば、そこまでしてスタイルを保つ必要があったのか疑問です。
天パでも自信が持てるようになった私の髪との付き合い方
あるとき、ふと気づきました。
これって、縮毛矯正してたときと同じじゃない?
「私の髪は人より劣ってる」
「このままじゃ汚いから、何かしないといけない」
そんなふうに思って、自分を追い込んでいたんです。
そして、最近ようやく思えたんです。(気が付いた、という方が正しいかも)

それからは、暑い日は無理にスタイリングしない。キュッとひとつに結んで、さっぱりまとめる。気が向いたときだけ整えて、そうじゃない日は自然体で過ごすように。
気づけば、髪にかける時間も、お金も、ぐんと減って。
そのぶんやりたいことに時間を使えるようになって、気持ちもラクになりました。
旅行だって、結べばいいんです。 髪が濡れても気にしなくていい。
肌断食をしている私はメイクもしていないので、顔が濡れても大丈夫。今は、「髪を気にするから」という理由で予定を決めることはありません。
比べるのをやめたら、人生がちょっと自由になった
もちろん、縮毛矯正を否定しているわけではありません。 あの頃の私には必要だったし、ストレートの髪を楽しんでいた時期もありました。
今のくせ毛もスタイリング剤でパーマ風に見せるのもいいし、結んでアレンジするのも楽しい。
ただ、誰かの髪と比べて、 「私は劣っている」と思い込んでしまうのがつらかったんだと思います。
髪型に正解なんてありません。 一番大切なのは、誰かと比べてどうこうじゃなくて、 “今の自分”が心地よくいられるかどうかだと気が付いたんです。
まとめ:強いくせ毛でも、大丈夫
私と同じように強いくせ毛をコンプレックスに思う方に、伝えたいことがあります。
私の髪は超!強い癖毛、というか縮毛です。 朝はアフロヘアだし、外出先で湿気でボワッと広がる日もある でも、それも私の髪。
誰かにとっては受け入れられなくても、私にとっては愛着のある髪。
そう思えるようになって、心が軽くなりました。
髪と仲良くなれたら、他のコンプレックスも少しずつ気にならなくなった気がします。
くせ毛でも、なんとかなる。
くせ毛だからこそ、私は私らしくいられる。
今日もそんな髪と一緒に、出かけてこようと思います。
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