こんな方にオススメ
- 頭皮に悩みがあり、労わりたいと考えている方。
- 固形石鹸でシャンプーする方法が知りたい方。
- 日本人のシャンプーの歴史が知りたい方。
人に話すとビックリされる話ですが、私は2,3年程前から、固形石鹸で頭も顔も身体も洗っています。
固形石鹸を使用したきっかけ
- 顔、頭、身体は同じ皮膚なのに、洗う成分を変えなくてないけないのは何故?
- シャンプーで身体を洗いたくない。ボディーソープで顔を洗いたくない。だったら、顔を洗っている石鹸で全身洗えばいいかも。
髪の毛についてはノンシリコン、ノンケミカルなど、頭皮に優しいシャンプーも探してみましたが、
と思い、固形石鹸シャンプー開始。
また、固形石鹸シャンプーをするにあたり、「いつから日本人は液体シャンプ―を使うようになったのだろう」と疑問が湧いてきました。
何十年、何百年も前は、今の様にさまざまな商品はなかったはず。
これが分かれば、自分自身納得して固形石鹸シャンプーが出来るはず。と。
ということで今回は、「液体シャンプ―使用は、いつから当たり前になったのか」
「石鹸シャンプーで頭皮スッキリ洗う方法」の2つについて、お伝えしていきます。
液体シャンプーで頭を洗うのが「普通」「当たり前」それって本当?
私は11年以上前に「宇津木式」という、ずっと続く肌断食のようなスキンケア方法を知りました。
\宇津木式詳細・体験談はこちら/
-
【宇津木式スキンケアとは?】肌断食を12年続けた経過&肌の変化まとめ
続きを見る
宇津木式を始めて基礎化粧品、ファンデーションをやめて数か月、肌は乾燥しなくなり、あれだけ出来ていたニキビが出来づらくなりました。そこで、
と思い周りに話したのですが、私の拙い説明では理解を得る事は出来ませんでした。
宇津木式と同じように、
固形石鹸シャンプーについても、
「固形石鹸シャンプーはありえないよ。おっさんじゃないんだから。」
固形石鹸=おっさん
「シャンプー買わないなんて、節約しているの?」
固形石鹸=節約家
など、今までの価値観や思い込みで否定をされてしまうので、説明すら出来ず、する気にもなれず。
日本のシャンプーの歴史
一つだけ知って欲しい事は、シャンプーの歴史について。
これを知った時に、私はびっくりしました。
日本国内で「シャンプー」をする事が"普通"になったのは戦後から
日本人がシャンプーを日常的にするようになったのは、戦後からと言われています。
終戦は昭和20年。
ですので、今から78年前の事。まだ100年も経っていません。
シャンプーの頻度
- 戦後当時 ➩ 月1~2回のシャンプー。
- 1980年代 ➩ 週2~3回ほどのシャンプー。
- 1990年半ば ➩ 毎日シャンプー。
今が2023年なので、日本国民が毎日シャンプーをし始めたのは、約30年ほど前からという事になります。
また、液体状のシャンプーが世に出て、国内に普及してきたのが1960年くらい、それまでは粉末や固形の石鹸で洗っていたようです。
シャンプーの歴史って、凄く短いんです。
昔は毎日シャンプーしていなかったって事が分かるよ。
\1976~1990年までのシャンプーCM/
- 30秒前後「毎日シャンプーしてもいいくらい!」
- 3分30秒前後「昨日シャンプーしたばっかりなのに!」
- 8分10秒前後「昨日シャンプーしたばっかりよ!」
- 24分前後「信じられる?2人に1人が毎日シャンプーしているって。」
- 27分15秒前後「髪に優しいから、毎日洗っています!」
毎日洗う事が珍しいようなセリフが沢山出て来ます。
そして、時代が新しくなるにつれ、セリフが変わってきます。
- 33分50秒「輝く髪の秘訣は、エッセンシャルで毎日シャンプー」
- 34分前後「毎日洗うから、髪に優しいエッセンシャル!」
- 36分20秒「傷みやすい髪もティモテなら毎日洗える」(ティモテ懐かしい。)
毎日シャンプーする事が普通だよ、というCMになって来ました。
(これ以降のCMでは”毎日シャンプー”というセリフが多くなります)
たった数十年だけ。
時代によって”当たり前”と”普通”は変わってしまうんです。
となると、数十年先の未来にも、今の当たり前が変わっている可能性があります。
- 固形石鹸で頭を洗うのは普通じゃない。
- 頭、顔、身体、デリケートゾーンを分けて専用ソープで洗うのが当たり前。
この価値観も、ここ最近作られた物なんですよね。
私の石鹼シャンプーの方法
※私の体験から、固形石鹸シャンプーは、縮毛矯正やカラーなどで極度に傷んだ髪にはおすすめしません。薬剤でダメージが大きい髪には専用のシャンプーをおすすめします。
必要なモノ
- 固形石鹸(無添加せっけん)
- 洗面器
- 泡立てネット
- クエン酸
- トリートメント
固形石鹸を泡立てスポンジにとり、泡立てます
スポンジに石鹸を擦り付けて泡立てます。
洗面器に少しだけお湯を入れ、泡立てたスポンジを入れて揉み、泡を増やします。
泡で頭皮を洗う
洗面器の泡をすくいあげて、頭皮につけて揉み洗いします。
頭皮に泡が全て行き渡ったら、マッサージ。
最後に髪全体に泡を行き渡らせてから、シャワーで洗い流します。
※髪はキシキシで指が通らないので、櫛は通しません。
石鹸シャンプーでキシキシするのは石鹸カスがつくから
石鹸で髪を洗うと髪はキシキシします。
理由は石鹸カスがつくから。
この石鹸カスは「クエン酸」で落とす事が出来ます。
以前は髪のキシキシを無くすために、シャンプー後にトリートメントをたっぷりつけていました。
ですが、ブログ読者さんよりクエン酸リンスを教えてもらいやってみた所、全然指通りが違い、ビックリしました。
クエン酸リンスについては、作り方などネットで検索をすると出て来ますが、作り置きして雑菌が入っても嫌だなと(後、面倒くさいので)思いまして。
洗面器にお湯を張り、クエン酸小さじ1杯分を入れて混ぜて髪の毛を浸してから洗い流しています。
こんな感じで、お風呂場の椅子に置いた洗面器に四つん這いになって、頭を入れています。
その後はトリートメントを毛先に塗って洗い流して終了。
クエン酸リンスを挟むことにより髪のキシキシが減り、毛先中心に軽くトリートメントを付けるだけで櫛が通るようなります。
固形石鹸シャンプーと言っても、トリートメントが行き渡れば、髪はツヤツヤしっとりするので何も問題はなし。
しっかり泡立てた石鹸で頭皮を洗ってスッキリ。
頭皮にも髪にも財布にも優しい、一石三鳥なんです。
まとめ:世間の当たり前より、自分の心地よさを優先し固形石鹸シャンプーを
物心ついた頃から毎日液体シャンプーで洗う事が普通。
だからこそ、何も疑問に思わず、ずっと使用していました。
最近は「顔」「頭」「身体」「デリケートゾーン」「足」と、専用のソープが沢山あります。
「肌が弱い部分は、優しく洗い上げなくてはいけない。」
と言いますが、私は、
と思ってしまうひねくれ者。
今回は、シャンプーの歴史と、私がしているシャンプー方法をお伝えさせていただきましたが、実際は何が良くて、正解なのかは私は分かりません。
本人が納得して、気持ちいい方法を見つける事が大切かな、と思っています。
\固形石鹸洗顔について/
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宇津木式(肌断食)という、ノースキンケア、ノーファンデを10年以上続けています。
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