湯シャン・石鹸シャンプー

【固形石鹸でシャンプー出来る?】シャンプーの歴史&牛乳石鹸で髪を洗う方法

2023年6月20日

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固形石鹼シャンプー、歴史&方法、牛乳石鹸シャンプー

天パ たまこんぶ

✅2012年~宇津木流スキンケア(肌断食)継続中。
✅2020年~日焼け止めを塗らずに過ごすとどうなるのか肌実験中。
✅縮毛矯正卒業!癖毛を活かし中

40代主婦。「本当に必要なケアだけを、手の届く方法で」肌とお財布に優しい美容情報を、等身大の視点で発信しています。

 

こんな方にオススメ

  • 固形石鹸で髪を洗う方法や効果を知りたい方

  • シャンプーの歴史や成分に興味がある方

  • 牛乳石鹸などのナチュラルケアで頭皮や髪をいたわりたい方

 

「固形石鹸で髪を洗ってる」と言うと、必ず驚かれます。でも私にとっては、肌も頭皮も、そしてお財布にもやさしい、心地いい選択なんです。

この記事では、

「いつから私たちは液体シャンプーを“当たり前”に使うようになったのか?」

という歴史の話と、実際に私が行っている固形石鹸シャンプーの方法をご紹介します。

「石鹸で髪を洗っても大丈夫?」と気になる方や、シャンプー選びに悩んでいる方の視点が変わるヒントになれば嬉しいです。

 

 

液体シャンプーで頭を洗うのが「普通」「当たり前」それって本当?

固形石鹼シャンプー

固形石鹸を使い始めたきっかけ

 

顔、頭、身体はすべて皮膚なのに、なぜ洗う成分を使い分ける必要があるんだろう?

 

シャンプーで体を洗いたくないし、ボディソープで顔を洗いたくもない。

だったら、顔に使っている石鹸で全身洗えばいいかもしれない——そんな思いが石鹸シャンプーの始まりでした。

ノンシリコンやオーガニックなど、頭皮に優しいシャンプーも試しましたが……

 

たまこんぶ
もう、ノンシリコンでもキシキシするし、それなら石鹸でいいか!

 

と固形石鹸シャンプーに踏み切りました。

 

さらに、「そもそも日本人はいつから液体シャンプーを使い始めたの?」という疑問が湧いてきて。

自分が納得できれば、続けやすくなると思い、調べてみました。

 

今回は、

 

  • 日本人とシャンプーの歴史
  • 固形石鹸で髪を洗う方法

 

この2点を中心にお届けします。


液体シャンプーが"当たり前"になったのはいつから?

 

私が宇津木式を始めたのは2012年。

基礎化粧品もファンデーションもやめて肌が落ち着いてから、さらにケアを減らしていく流れで「石鹸で髪を洗う」ことに興味を持ちました。

 

でも、周りからは……

 

  • 「固形石鹸で髪なんて、おじさんみたい」
  • 「節約目的?」

 

などと言われることも。

だからこそ、まずは歴史を知ってほしいんです。

 

 

日本でのシャンプー習慣の歴史

 

日本人が"シャンプー"という習慣を持ち始めたのは、実は戦後から。

 

  • 終戦(1945年)直後:月1~2回のシャンプー
  • 1980年代:週2~3回
  • 1990年代半ば以降:ようやく毎日シャンプーが浸透

 

液体シャンプーが登場したのは1960年代。それ以前は、粉末や固形石鹸で洗っていたのです。

つまり、「毎日液体シャンプー」は、ここ30~40年で定着した新しい常識。

 

たった数十年の間に、“普通”や“当たり前”は変化しているんですね。

 

思い返せば、昭和・平成のCMには「昨日シャンプーしたばっかりなのに!」というセリフも多く、毎日洗うのが当たり前ではなかったことが伺えます。

 

「毎日洗ってもいいくらい」なんてコピーが流れていた時代があったとは……ちょっとしたカルチャーショックでした。

 

こうした価値観の変遷を知ると、「常識って本当に移ろいやすいな」と感じます。

 


 

私の石鹼シャンプーの方法

注意点(石鹸シャンプーに向いていない方)

 

カラーや縮毛矯正で極度に傷んだ髪にはおすすめしません。髪がギシギシになります。

ダメージが強い場合は専用のケアを。

 

用意するもの

 

  • 固形石鹸(無添加のもの)
  • 泡立てネットやスポンジ
  • 洗面器
  • クエン酸
  • トリートメント

 

石鹸シャンプーの手順

 

  1. 泡立てネットやスポンジで石鹸をしっかり泡立てます
  2. 洗面器に少量のお湯を入れ、泡を増やします
  3. 泡で頭皮を優しくマッサージ
  4. 髪全体に泡を広げ、シャワーで洗い流します

※髪がキシキシするので、無理に櫛は通しません。

 

 

①泡立てネットやスポンジで石鹸をしっかり泡立てます

 

 

スポンジに石鹸を擦り付けて泡立てます。

泡立てネット

 

②洗面器に少量のお湯を入れ、泡を増やします

 

洗面器に少しだけお湯を入れ、泡立てたスポンジを入れて揉み、泡を増やします。

 

泡で頭皮を優しくマッサージ

 

洗面器の泡をすくいあげて、頭皮につけて揉み洗いします。

シャンプー

頭皮に泡が全て行き渡ったら、マッサージ。

 

髪全体に泡を広げ、シャワーで洗い流します

 

最後に髪全体に泡を行き渡らせてから、シャワーで洗い流します。

※髪はキシキシで指が通らないので、櫛は通しません。

 

キシキシ対策:クエン酸リンス

 

石鹸で洗った髪には石鹸カスが残りやすく、これがキシキシの原因。

これを中和するのが「クエン酸リンス」です。

 

私は作り置きせず、毎回洗面器にお湯+クエン酸小さじ1で即席リンスを作ります。

洗面器に髪を浸すようにしてリンスし、その後毛先にだけ軽くトリートメント。

 

クエン酸リンス

トリートメントの量も減って、経済的にも◎

 

泡立ちの良い石鹸で頭皮を洗えば、スッキリ爽快。

 

最後にお好みのトリートメントで仕上げ

 

クエン酸リンスのあと、毛先中心にトリートメントをつけて、目の粗い櫛で軽く行き渡らせてから洗い流せば完了。

 

私は”頭皮”と”髪の毛”は別に考えていて。

頭皮にはできるだけ何もつけたくないけれど、髪の毛は死んだ細胞だしいずれ切る物なので、シリコン入りでもどんな成分でも、扱いやすければいいや!というスタンスでトリートメンとを使用しています。

 

泡立ちの良い石鹸で頭皮を洗えば、スッキリ爽快。

 

※2025年11月更新。

最近はこちらの”泡で出る無添加石鹸シャンプー”を気に入って使用しています。

 

 

\その他、お気に入りヘアケア剤はこちら/

📌▶くせ毛を活かすヘアケアアイテムまとめ

 

まとめ:シャンプーは当たり前にとらわれず、心地よさを選ぶ=石鹸シャンプーになった

 

「顔」「身体」「頭」「デリケートゾーン」と、部位ごとに分けられたケア商品があふれる今。

でも私は、

 

全部の皮膚を、やさしく洗ってあげたい。

 

そんな思いで、固形石鹸を選んでいます。

石鹸シャンプーはまだ少数派ですが、私にとっては、自身の気持ちよさと納得感を大切にできる方法です。

 

一番のメリットは、「自分で選んでいる」という感覚かもしれません。


 

\固形石鹸洗顔について/

【宇津木式スキンケア・肌断食】水洗顔&固形石鹸洗顔をすると角質層が蘇り美肌になれる?

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天パ たまこんぶ

✅2012年~宇津木流スキンケア(肌断食)継続中。
✅2020年~日焼け止めを塗らずに過ごすとどうなるのか肌実験中。
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