こんな方にオススメ
- ケミカルピーリングをしようか迷っている方。
- ニキビに悩んでいる方。
私は10代~20代前半まで、その時のコンディションにより、さまざまな場所にニキビが出来ていました。
出来ると即皮膚科に行き、塗り薬を出してもらったり、ひどい場合は飲み薬と点滴も受けるのですが、治っても少し経つと再度出来てしまうニキビ。
ニキビ跡はコンシーラーで隠し、隠すと肌に負担が増えて再度ニキビが出来るという悪循環に。
それでもどうにか綺麗な肌になりたくて、ケミカルピーリングをするようになりました。
今回は、ケミカルピーリングを過去に繰り返し施術した私の実体験元に、メリットとデメリットをお伝えしていきます。
ニキビを直す為にケミカルピーリングを繰り返した過去
今の私は、「肌にとって負担になる事はしたくない!」と思っていますが、宇津木式(肌断食)に出会うまでは、肌を綺麗にする為に色んな事を試してきました。
さまざまな事を試した結果、私には宇津木式(肌断食)が一番合っている!と、思い今のシンプルケアに落ち着きました。
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今回は、過去にニキビを直す為に試したことの1つ「ケミカルピーリング」について。
ケミカルピーリングをサクッと説明
- 毛穴
- 黒ずみ
- ニキビ
- ニキビ跡
サリチル酸など皮膚を溶かす薬剤を顔全体に塗り、古い角質を除去する事により、
上記の効果を得ることが出来るものです。
毛穴が詰まりニキビが出来ているので、詰まった角質をとかしてニキビを治していきます。また、皮膚表面を溶かすので、ニキビ跡、毛穴なども目立たなくなる効果もあると言われています。
ケミカルピーリングを実際にやってみた結果:キメがなくなってしまった
効果は人それぞれ違うと思いますが、私の肌はニキビ、ニキビ跡への速効性が高く、ニキビが治り、ニキビ跡も薄くなりました。
ただ、効果を感じたので調子に乗って数回ピーリングを繰り返した所、乾燥と痒みが出て頬全体が赤くなってしまいました。
病院での診察結果は、「ピーリングをすることにより肌が薄くなり敏感肌になってしまった」との事。それからは、その痒みを消すために薬を処方して貰い敏感肌の治療をすることになってしまいました。
1年ほどで敏感肌は治りましたが、治るまでは事あるごとに皮膚がピリピリしていました。
綺麗な肌になりたくてやった事なのにと、やりすぎを後悔しました。
ピーリングは肌表面の角質を溶かして毛穴の詰りを無くし、ニキビを治療する方法。
こんな事を繰り返していたら、お肌のキメが無くなって敏感になるのは当然の事だとピーリングを受けた後に理解する事が出来ました。
ケミカルピーリング:肌のキメとは?
肌のキメとは、肌を拡大した時に見える三角の溝の事。
この溝がしっかりあると、肌が綺麗に見えます。
キメが整っていて、皮膚がふっくらするとシワやシミも目立たなくなります。
キメがなくなると、肌のバリア機能が低下して乾燥肌&敏感肌になってしまいます。
水分の保持力もなくなり、シワの原因にもなります。
ケミカルピーリング以外のニキビ治療
私はピーリングをする前とその後も、皮膚科でニキビ治療を受けていました。
皮膚科での治療
- 飲み薬
- 塗り薬
- ビタミン点滴
ストレスが溜まったり、生理前のホルモンの変化、不規則が生活、食事が続くと直ぐに肌が荒れていたので、20代後半までは数か月に1回、通っていました。
ただ、30代になってからは生活環境が変わったり、無理をしなくなったからか、酷い肌荒れはなくなりました。(シンプルケアを始めて、食事にも気を遣うようになったからかもしれません)
基礎化粧品0、ノーファンデで過ごしています。
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ニキビ治療:飲み薬
記憶が遠いのですが、たしか
抗生物質、ビタミンC(シナール)、ビタミンBが処方されていたと思います。
大きなニキビが出来た時や、ニキビ跡を早めに治したい時に、飲み薬を処方してもらっていました。
ニキビ治療:塗り薬
皮膚科処方のニキビ薬の有名どころと言えば「ディフェリン」「ベピオゲル」※どちらかが処方される事が多いと思います。(10年以上前なので、今は違うかもしれません)
※両方ともピーリング作用があり、固くなった古い角質を剥がし治す薬だったと思います(詳しくは皮膚科でお医者様にお聞きください)
私はディフェリンは合わず痒くなり、ピーリングを受ける事にしました。
その後、別の皮膚科に行った際に「ディフェリンが合わなかった」と話したら"ベピオゲル"を処方されました。こちらは私の肌に合っていたようで、ニキビが出来てもベピオゲルを塗れば直ぐに治るようになりました。
ピーリングをすると顔全体を痛めてしまうので、ニキビが気になる際は皮膚科に行き、自分に合ったニキビ薬をニキビの部分にだけ塗る。という処置が一番いいのではないのかな?と今は思っています。
ニキビ治療:ビタミン点滴
私はニキビに悩んでいた当時、ビタミン点滴を勧められて打っていました。
ただ、記憶が15年以上前なので、記憶が曖昧なのですが。。。
たしか、お医者様からの勧めで、保険適応でビタミンBを打っていたと思います。
今思えば塗り薬、飲み薬も兼用していたので効果があったのかどうかは分かりません。
ただ、当時の私は「点滴は身体に直で入るんだから効果があるに決まっている」と、プラセボ効果(注射することでよくなると思い込む)で良くなっていた気もします。
※令和5年現在は、処方薬制限が変わり診療報酬も改訂されて、ビタミン剤の美容処方は保険適用外になっています。
まとめ:ピーリング治療はデメリット、メリットを理解してからやる
ピーリングはかなりお肌に負担をかける治療になります。
ピーリングによる肌ダメージ連鎖
ピーリングをする=表面の角質層を削る=キメがなくなる=肌はビニールのようにツルツルになる=乾燥する=シワやシミが目立つ
ただ、デメリットだけではなく、メリットもあるからポピュラーな治療として取り入れられています。
皮膚表面を薬剤で溶かすので、毛穴詰まりで出来た『ニキビ』『ニキビ跡』がコンプレックスで、即効治したいと思ったらピーリングをした方がいいかもしれない。
でも飲み薬、塗り薬で直る程度のニキビだったり、その他の悩み(毛穴、肌のザラザラ、シワやシミ)でピーリングをしようと考えている場合。
乾燥肌になったり、敏感肌になってしまうかもしれないので、やらない方が肌は綺麗でいれるかもしれない。
ですので医師の話を聞くだけではなく、自分でも調べて、自分はやった方が良いのか、やらない方が良いのかを考える事が大切だと思います。
何事も人の話を鵜呑みにするのではなく、自分にとってメリットが多いのはどちらかで、選ぶこと。
また、ピーリングや飲み薬、塗り薬治療以前にニキビはストレスや食生活の影響も大きいと感じています。
私はここ数年、肌が荒れるのは疲れている時・ストレスが溜まっている時・暴飲暴食をした時だ、と分かってきました。
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