こんな方におすすめ
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スクラブ洗顔のメリット・デメリットを知りたい方
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肌に合った洗顔方法を探している方
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肌荒れや乾燥の原因を理解し、安全なスキンケアをしたい方
「スクラブ洗顔って、肌に良さそう」
そう思っていた時期が、私にもありました。
小鼻のザラつき、くすみ、ニキビ跡…。
スクラブを使えば一皮むけたような感じで、つるんと明るい肌になれる気がして。
使った直後の“スベスベ感”に、何度も救われたような気になっていたんです。
でも実際には、使えば使うほど肌は不安定に。
乾燥、ヒリつき、再発する肌荒れ。
「使い方が悪いのかな」と思ってまた使って…その繰り返しでした。
今なら分かります。
スクラブ洗顔は“角質層という肌のバリア”を削り取ってしまうもの。
一時的にツルっとしても、その代償として肌の土台がどんどん弱くなっていたのです。
そんなわけで今回は、かつてスクラブ洗顔を愛用していた私が、なぜ「今は使わない」と決めたのか──その理由と経緯をお話ししていきます。
もし今「スクラブ洗顔を取り入れてみようかな?」と迷っている方がいたら、ぜひ一度、この記事を読んでから判断してみてくださいね。
\ピーリングをした時の話はこちら/
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ケミカルピーリングは肌に悪い?何度も施術して乾燥肌・敏感肌になった過去体験談
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ニキビに悩んでいた頃、スクラブ洗顔を使っていた理由
ドラッグストアには、スクラブ入りの洗顔料がズラリ。
私も例に漏れず、肌のざらつきやニキビが気になる時にスクラブ洗顔を使っていました。
小鼻や顎がスベスベになり、「これは効いてる!」と思っていたのですが…
スベスベ肌の裏で起きていたこと
当時の私は、肌構造や角質層の大切さをまったく理解していませんでした。
スクラブ洗顔をした直後は肌が滑らかになって気持ちがいい。でもその数日後、また肌が荒れてくる。その繰り返し。
知らず知らずのうちに「肌を削る」行為を続けていたんです。
スクラブ洗顔の仕組みと肌への影響
スクラブ洗顔料には、塩・種子・砂糖・泥・重曹など、さまざまな粒子が含まれています。これらの粒子が肌表面の角質を物理的に削ることで、肌は一時的にツルツルに。
でも、削られているのは“肌のバリア”そのもの。
角質層が剥がれると、肌は乾燥しやすくなり、未熟な表皮細胞が露出。バリア機能が壊れると、ちょっとした刺激にも反応する「敏感肌」ができあがってしまうんです。
\角質層について/
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【宇津木式】角質層=死んだ細胞?化粧品をやめたらターンオーバーが整った話
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スクラブ洗顔は100%やめた方がいい?
今の私は、宇津木式スキンケアを実践して角質層を守ることを最優先にしています。
とはいえ、スクラブ洗顔を完全に否定するつもりはありません。
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ドレスアップする日
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写真に残る大切なイベント
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特別なデート
こんな“本当に特別な日”に限って、ピンポイントで使う分にはアリかもしれません。
でも基本は「使わない」がおすすめ
日常的に使っていると、角質層はどんどん削られ、肌の土台が不安定に。スクラブ洗顔は「週1〜2回ならOK」と書かれていることが多いですが、私個人としては、それすらも避けた方が良いと思っています。
まとめ:スクラブ洗顔は日常使いに向いていません
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スクラブ洗顔は角質を削って肌をスベスベにする
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一時的に見た目が良くなっても、数日後に肌荒れしやすくなる
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特別な日以外は使用しない方が肌にやさしい
“触り心地”だけを求めて角質を削り続けるより、肌のバリアを守ることが長い目で見ての美肌への近道です。
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