最初に宇津木式スキンケアを知ったとき、「基礎化粧品ゼロ」なんて信じられませんでした。
でも、よく考えてみてください。肌にトラブルがあるとき、皮膚科では必ずこう言われますよね。
「治るまで、化粧品はやめてください」
やけどや傷口に化粧品を塗る人なんていません。
つまり── 宇津木式は“非常識”ではなく、“医学的に正しいケア”をスキンケアに応用したものだったのです。
肌トラブル時に基礎化粧品を塗らないのは「医療の常識」
ニキビ、やけど、アレルギー、アトピー……
肌に何か起こったときは、医師から「化粧はダメ」と言われます。
それなのに、普段は「保湿しなきゃ」「化粧しなきゃ」と、傷ついた肌にも無意識に塗り続けていませんか?
しかも、多くの基礎化粧品の注意書きにはこう書かれています:
- 傷や湿疹などの異常がある部位には使わないでください
- 肌に異常があるときは、使用を中止してください
つまり、基礎化粧品は「健康な肌」にしか使えないもの。 肌に悩みがあるときにこそ、本当は“やめるべき”なんです。
乾燥肌・敏感肌でも宇津木式はできる?
「私、乾燥肌だから化粧品をやめられない」 「敏感肌で、何も塗らないとピリピリする」
──そんなふうに思っていませんか?
でも本当は、健康な肌なら何も塗らなくてもつっぱりません。 ピリピリしません。
乾燥する、ヒリつく、粉をふく── それは「すでに肌が弱っているサイン」。
一時的にしんどい時期を乗り越えれば、 肌はちゃんと、自分で潤う力を取り戻してくれるんです。
「何も塗らない肌」がつっぱるのは健康?
「何も塗らないと乾燥する」 ──これは一見、当たり前のように思えます。
でもそれは、化粧品を塗るのが前提になってしまっているから。
私も昔は「しっとり=潤ってる」と思い込んでいました。けれど本来の健康な肌は、 表面がテカテカしていなくても、 しっとりベタベタしていなくてもいいんです。
さらっとしていて、刺激に負けない。 それが肌の本来の強さです。
私が基礎化粧品をやめられなかった8年間
実は私も、最初に宇津木式を知ってから 完全に化粧品を手放すまでに「8年」かかりました。
自己流で肌断食をしていた時期もありましたが、 日焼け止めやクリームはどうしても手放せず……
だけど少しずつ手放していくうちに、 ある日気づいたんです。

肌が自分で潤ってる。 ガサガサしない。ピリピリしない。
「本当に、何も塗らなくても大丈夫な肌」になれていたんです。
怖くても、誰かの言葉が支えになる
宇津木式を始めてからしばらく、 実は私、すごく不安でした。
肌が乾燥している気がして、 すぐにクリームを塗りたくなったり、 「やっぱり化粧品、必要なんじゃ……」って。
そんなときに支えてくれたのが、 宇津木先生の本でした。
何度も読み返して、 「この考え方でいいんだ」と背中を押してもらったんです。
誰かに応援されてる── そう思えたことが、続けられた理由の一つでした。
まとめ:肌本来の力を信じてみる
化粧品を塗らないなんて無理! と思っていた私でも、 今は「ワセリンだけ」で過ごしています。
もちろん、誰にでも同じ方法が合うとは限りません。 肌質も違えば、生活環境も違います。
だけど、
「肌は何も塗らなくても美しくなれる」
──そんな考え方もあるんだって、 どこか頭の片隅に置いておいてもらえたら嬉しいです。
肌と向き合いたいあなたの、 小さなきっかけになれたら幸いです。
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