こんな方にオススメ
- 肌断食中のハンドケアについて悩んでいる方。
宇津木流スキンケア(肌断食)は、やけど治療をヒントにした肌本来の力を引き出すことが出来るシンプルなスキンケア方法です。
-
-
【宇津木式スキンケアとは?】肌断食を12年続けた経過&肌の変化まとめ
続きを見る
私自身13年ほど前に宇津木流スキンケアを知り、今は基礎化粧品を一切使わず乾燥が気になった時のみワセリンを塗る、というシンプルなケアを続けて肌の健康を維持できていました。
しかしこの冬、自身の肌の管理を怠り、手荒れに悩まされることに……。
今回は、私の体験談についてお話をしていきます。肌断食をしている方でハンドケアについて気になっている方に読んでいただけたらと思います。
-
-
【宇津木式】角質層=死んだ細胞?化粧品を使わない方がターンオーバーが正常化する理由
続きを見る
肌断食中のハンドケアについて
宇津木流スキンケアをし始めて13年。基礎化粧品の使用をしなくても肌の健康が保てると自身の肌で体感し、今の私は極力シンプルなスキンケアをしてしております。
- 肌を洗浄するのは無添加石鹸
- 基礎化粧品は一切使用しない
- 身体にもボディクリームを塗らない
- 乾燥が気になる部分にのみワセリンを塗る
この生活を続けることで、肌の調子は良く安定していました。手についても乾燥した時にささくれが出来ない様に指先だけ保湿するという、最小限のケアを心がけていました。
しかし、やりすぎが仇に…
そんな中ある日、手の関節に軽いあかぎれができてしまいました。
手もスキンケアを最低限にした結果、あがぎれが出来てしまった
人生で初めて、あかぎれが出来てしまいました。
”ささくれが出来ない様に”と指先のみを気にして、手全体を保湿しなかった結果、関節が乾燥してあかぎれが発生。シワに沿って亀裂が入り、チクチクとした痛みと痒みが出てしまいました。
※指先は保湿しているので乾燥はありませんが、黄色○部分の関節が乾燥してカサカサ。
幸い保湿をして1週間ほどで完治する程度の軽傷でしたが、肌断食を意識するあまり、「少しの乾燥は耐えられる」と思っていたのが裏目に出た形でした。
顔と違い、手は1日に何度も手洗いをするため特に乾燥しやすいです。肌断食をしていても、手に関してはもう少し意識的に保湿をするべきだったと実感しました。
ワセリンで保湿しても痒みが収まらず。皮膚科に行くほどでもなかったので効能で”あかぎれ”があるユースキンで保湿。2.3日で痒みは収まり乾燥した角質が落ち、1週間後には綺麗に治りました。
肌断食は「肌と向き合う」ことが大切
肌断食は、決して「何もしない」というわけではありません。むしろ、化粧品で誤魔化せない分、自分の肌を観察し体調や環境の変化を敏感に感じ取ることができる美容法です。
たとえば、乾燥がひどい日や睡眠不足のときは、肌がカサついたりゴワついたりすることがあります。その変化を無視せず、必要に応じて適度なケアを取り入れることが大切です。
手に関しては、食器洗いの際はゴム手袋を使用したり、指先にささくれが出来ない様保湿したりと大切にしていたつもりでした。ただ、常に外からの刺激を受け一番動かす部分。今まで以上にしっかりと保湿をすることが大切だと、今回あかぎれが出来て感じました。
適度なケアで肌を守るポイント
肌断食をしながらも、綺麗な肌を保つために意識した方がいいと思う事を纏めました。
毎日、肌の状態を観察する習慣をつける→ 肌の乾燥や赤みなど、小さな変化を見逃さない
乾燥を感じたら、ためらわずに保湿する→ 予防的に薄くワセリンやハンドクリームを塗る
部位ごとにケアのバランスを考える→ 顔は肌断食でも、手は保湿をしっかり行う
特に手は保護を意識する→ 手洗いや洗い物の後はこまめに保湿する
冬場は特に保湿を意識する→ 乾燥しやすい季節は、適度なスキンケアを
まとめ:肌の声を聞きながらバランスを取ろう
肌断食は、肌本来の力を引き出す素晴らしい美容法ですが、無理をすると肌トラブルの原因になってしまうこともあります。大切なのは「肌の声を聞きながら、自分に合ったケアをすること」。
化粧品に頼らないからこそ自分の肌と向き合い、変化を敏感にキャッチすることが重要です。特に手は、日々の生活でダメージを受けやすいため、適度な保湿が必要です。
私のように手荒れに悩むことがないよう、必要なときには適度なスキンケアを取り入れ、無理せず健康な肌を保つことをおすすめします。
-
-
【固形石鹸を清潔に使う方法】ピーラーで1回分の量を削って使用する
続きを見る
-
-
【宇津木流スキンケア】乾燥の原因は温度の高いお風呂?治す為に湯シャンを超えた水シャンを1カ月続けたら美肌になった話
続きを見る