こんな方にオススメ
- 柔軟剤の香りが苦手な方。
- 部屋干しが多く、衣類の生乾き臭に悩んでいる方。
洗濯物の生乾き臭に、悩んでいませんか？
天気の悪い時期に部屋干しが続き、生乾き臭を防ぐために柔軟剤の香りで誤魔化したりしていませんか？
ということで、今回は「その柔軟剤、本当に必要ですか？」というお話です。
毎度毎度、世間の当たり前から外れた事をお話していますが、
今回も、私が勝手に気になって、勝手に調べて、納得をした「洗濯時の生乾き臭を元から撃退する方法について」をお話しをしていくので、興味がある方は見てみて下さいね。
洗濯時に洗剤＋柔軟剤を使用するのは”当たり前？”
私は10年以上"宇津木式"という、何もスキンケアをしない美容法を行っています。
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基礎化粧品も一切使用は無し。
また、基本はシャンプー、ボディーソープ、洗顔料を使い分けず、固形石鹸1つで全身洗っています。
理由は、シャンプーで身体は洗いたくないし、ボディーソープで顔は洗いたくない。そもそも、身体と顔の境目ってどこ？と考えた結果、「顔を洗っている石鹸で全身洗ってしまえばいいじゃないか」と考えたからです。
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そんな中、ふと、素肌に着る衣類についても考えるようになりました。
柔軟剤に対しての疑問
衣類を洗濯する際、洗剤と柔軟剤を入れて洗っている方が多いのではないでしょうか。
私も「柔軟剤は洗剤とセット」で使用をするのが当たり前だと思っていました。
ただ、ある時急に疑問が湧いたのです。
衣類の洗濯＝汚れを落とす事ですよね。
でも、洗剤と柔軟剤で洗った後の衣類って、柔軟剤の香りが付きますよね。
柔軟剤の香りが付くという事は、衣類に柔軟剤が付いているという事ですよね。
と。
すすぎ1回でOKの洗剤に対しての疑問
洗剤で「すすぎ一回でOK」と書いてあるもの、ありますよね。
私も「水の節約になるわ！」と思って使用していた時もあるけれど。。。普通に考えて、1度のすすぎでしっかりと洗剤と柔軟剤が落ちるんでしょうか。
市販されている通常の合成洗剤には、さまざまな洗浄成分や化学物質が含まれています。
「すすぎ1回で泡切れも良く、節水になる。問題はない。」と書いてあっても、100%洗剤が洗い流されるとは考えにくい。
洗浄力の強すぎる洗剤を使わなくてはいけないくらい、汚れてる？
過去に、CMでやっている有名な合成洗剤を使用していました。
その洗剤で、下着を手洗いした事があります。
私的にはしっかりすすぎをしたつもりでしたが、乾かした後の下着を着用したところ、
洗剤の残留があったようで胸が湿疹だらけになってしまいました。
もっとしっかり洗い流さなくちゃいけなかった、とも思いますが（私が雑なのもある）
それよりも「皮膚についたら湿疹が出る物で洗うのって、どうなんだろう。」とも思う様になりました。また、毎回洗浄力の強い合成洗剤で洗わなくてはいけないほど、私たちは汚れていないと思ったんです。
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柔軟剤も洗剤も、香りが付く＝残留があるという事
- 柔軟剤の香りがするということは、衣類に付着しているから。
- 1回のすすぎで洗剤が100%落ちるわけがない。
- 洗浄力が強すぎる洗剤を、毎日使用しなくてはいけないくらい汚れていない。
ということで、急に「ハッ！！」と気付き、過去に作られて来た私の中の"当たり前"が消えました。
柔軟剤に対して 私の思考
- 柔軟剤の香りがする。
- 衣類に柔軟剤が付着をしているという事。
- 服着用時、肌に柔軟剤が付いている状態。
- 肌に良いわけがない。
ただ、１つ不安だったのが部屋干し時の臭い。
虫が怖くて年がら年中部屋干しをしている為、柔軟剤を止めたら部屋干し臭が出てしまうのではと不安に思い、調べてみました。
部屋干しで生乾き臭が起こる原因は「モラクセラ菌」
柔軟剤の使用を止めるにあたって不安だったのが部屋干しによる”生乾き臭”。
あの雑巾の様な、何とも言えない嫌な臭い。。。
では、なぜ生乾き臭が起きてしまうのでしょうか？
部屋干し臭・生乾き臭の原因
主に、モラクセラ菌という菌が繁殖する際に、生乾き臭が発生するようです。
モラクセラ菌の繁殖条件
皮脂・汚れ・洗い残しの洗剤、柔軟剤が付着した衣類を
湿度60％以上、温度20－30度を超える場所に置くと繁殖。
部屋干しをするから”生乾き臭”がするのでは無く、上記の条件が揃った時に生乾き臭がするのです。
モラクセラ菌が繁殖する条件が揃うと”生乾き臭”がするのです。
という事は、条件が揃わない様にして、モラクセラ菌を繁殖させなければいいという事ですね。
生乾き臭の原因 モラクセラ菌の繁殖をさせない為に必要な事
モラクセラ菌のエサになる皮脂や洗剤、柔軟剤のすすぎ残しなどが付着している状態で
湿度60％以上、温度20－30度を超えると繁殖。
「条件が揃わなければ生乾き臭がしない」という事は、
皮脂、洗剤、柔軟剤のすすぎ残しがなければ、湿度60％以上、温度20－30度を超えても発生しない。
- 汚れた衣類を湿度の高い洗面所、洗濯機の中で放置しない。
- 洗う際は、洗剤・柔軟剤の洗い残しが無いようにする。
- 部屋干しする際は、湿度60%以下にする。
家の中で湿度60％以上、温度20－30度になりやすいのは、洗濯前の洗濯機の中や、換気が出来ていない室内。
まず、汚れて湿った衣類は即座に洗い、菌の餌となる皮脂を洗い流す事が必要。
洗う際はしっかりとすすぎを行い、洗い残りが無いようにする。
そして、部屋干しする際は除湿、換気をして湿度を下げれば、生乾き臭はしないという事ですね。
生乾き臭の元 モラクセラ菌の繁殖を起こさせない環境作り
しっかりと洗濯をして皮脂を落としたとしても、洗剤、柔軟剤の濯ぎ残しがあると、湿度・温度の条件が揃った時に”生乾き臭”が発生する。
すすぎ１回、洗っても衣類からは柔軟剤の香りがするという事は、多少は衣類に付着している。となると、温度と湿度の条件が揃った時に、生乾き臭がするという事。
という事で、私は洗濯をする際、以下の決め事をしました。
生乾き臭を出さない為の決め事
- 汚れた衣類を洗濯機の中に入れっぱなしにしない。
- しっかり皮脂汚れを落とす。
- すすぎは2回して洗剤を落とす。
- 部屋の湿度と温度をコントロールする。
- 柔軟剤は使用しない。
原因が分かったのだからその原因を取り除けば今後”生乾き臭”に怯える事は無くなりますからね。
臭い物に蓋をして周りに芳香剤を置きまくるのではなく、臭い物は捨てる。元から絶つ。臭くなる物自体を処分！という考えにたどり着きました。
生乾き臭がしている、衣類に対しての対策
モラクセラ菌は、1度繁殖をしてしまうと通常の洗濯、天日干しでは死滅しないようです。(洗っても匂いが付いたまま)
生乾き臭の原因 モラクセラ菌を死滅させる方法
高温の熱で除菌をする
- 60度～の熱いお湯に30分～つけて煮沸消毒する。
- アイロンをかけて熱で除菌する。
- コインランドリーの乾燥機の熱で除菌する。
洗濯時に除菌する
- 洗濯時に重曹を入れて除菌する。お湯10リットルに大さじ一杯ほどいれて30～つけ置きをする。重曹であれば衣類にも優しいので安心して使用ができる。
- 洗濯時に酸素系漂白剤を入れて除菌する。除菌力も高いが衣類のダメージや色落ちの可能性あるので注意。
天日干しだけでは、臭いは消えません。
もしも臭いが付いてしまったら、この対応をしてみて下さいね。
部屋干しOKの洗剤について
除菌が出来る様に通常の洗剤よりも洗浄力が強く、漂白成分が入っている物が多いです。
その為、衣類の色落ちや痛みも出る可能性があります。
毎日使用するというよりも、物や時期を選んで使用した方が良いと思います。
柔軟剤がなくても仕上がりフワフワな石鹸洗剤
私は柔軟剤の使用を止めることにしたので、今後使用をする洗剤についても色々調べました。
そして、最後に行き着いたのが化学成分などが入っていない石鹸洗剤でした。
洗浄成分が”石鹸”の洗剤。
実際に使用してみても洗いあがりも悪くない。しっかり汚れも落ちる。気に入りました。
洗濯洗剤も「合成洗剤」と「石鹸」がある
洗濯用洗剤でも、成分が「合成洗剤」の物と「石鹸」のものがあります。
石鹸 ➩ 天然成分から出来ているので、排水されても短期間で分解されて、石鹸カスは微生物や魚の餌にもなる物
合成洗剤 ➩ 化学合成を繰り返し、合成界面活性剤が成分になり、地球に戻る成分ではない。
直接肌につける物ではないので見落とされがちですが、衣類も肌に直接当たります。
「洗剤は洗い流すから大丈夫」と思われる方も居ると思いますが、香りがする時点で衣類に付着しています。
肌が弱い方は、衣類に付着した合成洗剤で肌が荒れている可能性もあるので、1度洗剤も見直してみる物良いと思います。
石鹸洗剤の口コミについて検証
石鹸洗剤について調べている際、良い口コミだけではなく、悪い口コミもありました。
ということで、「口コミで見つけたデメリットについて」私が実際に使用してみた感想を書いていきます。
Q.石鹸洗剤はカビが付きやすく洗濯機が臭くなる?
A.使用し出して1年近くたちますが、臭くないです。
（洗濯槽掃除は1,2ヵ月に1回くらいしています）
Q.洗濯時に石鹸カスが服に付く？
A.全く付きません。使用方法を守って使用していますが、普通に綺麗です。
(量が少なすぎたり、多すぎたりすると付くのかな？)
Q.洗濯槽がカビやすく、掃除を小まめにしなくてはいけない？
A.私は元々1.5～2ヶ月に1回は洗濯槽の掃除をしているので、今まで通りと変わりません。
カビが目立つ事もありません。
石鹸洗剤を使用して感じたメリット
石鹸成分だけで綺麗になるのかな、と使用前は思いましたが、しっかりと真っ白になります。香りも服に鼻を付けてクンクンすれば、石鹸の香りがほのか～に香るくらい。
柔軟剤を使用しなくても、衣類が固くなったりもしません。普通に洗いあがりもフワフワです。
また、さまざまな化学物質や洗浄成分が入っていないので、服を着て肌に付けても安心感があります。
ちなみに余談ですが、私は夫に「変わっている人」と思われています。。。
ですので、今回の柔軟剤を使用していない事も「また変なことにハマりだしたね～」と思われそうなので、こっそりやって夫の肌を健康にしようと企んでおります。
まとめ：柔軟剤をやめて石鹸洗剤のみでも十分満足できる
柔軟剤を使用する事によっていい香りを感じたり、衣類の肌触りを良くしたりも出来ますが、衣類に残ったすすぎ残しが「生乾き臭の元」や「肌荒れの原因」になる場合もあります。
使用する洗剤によっては衣類はフワフワに仕上がるので、必ず柔軟剤が必要な訳ではありません。
自分にとってメリット、デメリットを調べてから使用する洗剤を決めるのが良いと思います。
私自身は、今「しゃぼん玉石鹸」から出ている洗剤を使用しています。
成分も石鹸なので、化学物質や強い洗浄成分も入っていない。お肌が気になる方にはおすすめです。
