宇津木式や肌断食について調べていると、必ずと言っていいほど出てくるのが「モサ」というワード。ネット上ではこんな風に説明されていることが多いです:
- モサ=落ち切らなかった角質
- 小鼻の横に白く貯まる
- モサの下で未熟な肌が育っているので、剥がしてはいけない
- 剥がすとまた1からやり直しになる
一見、それっぽく聞こえますよね。
でもこれ、公式な医学用語でもなければ、宇津木先生の書籍にも登場しない言葉なんです。
“モサ信仰”はどこから?──その情報、どこから来たの?
ネット上で見かける「モサ」情報。実際に写真付きで発信している方もいて、「ああ、これのことか」と思った記憶があります。
でも私、宇津木式を始めた当初から書籍もちゃんと読んでいました。そこには、こう書かれていたんです:
「夜は日中ついた汚れや過酸化脂質を、朝は目ヤニや寝ている間の過酸化脂質を洗い流しましょう」
つまり、過酸化脂質はしっかり洗い落とす必要があると明記されているんです。
モサとされる白いもの、私には単なる汚れの塊にしか思えません。
「優しく洗う」と「洗わない」は別物です
宇津木式=“水洗顔だけでいい”“徹底的に洗うな”と思われがちですが、実際の書籍ではそう書かれていません。
「優しく洗うこと」と「洗わないこと」は違います。
私は今、朝夜水洗顔というスタイルに落ち着いていますが、肌がごわついたり汚れが付いた時には石鹸洗顔をする時もあります。 それが一番、自分の肌に合っているからです。
宇津木先生の本にも「石けんを使う場合は純石鹸を」と書かれています。要は、その人に合う方法で、汚れはきちんと落とすことが大事なんです。
\宇津木先生インタビュー/
📌▶洗いすぎ?洗わなさすぎ?肌断食中の正しい洗顔方法をマスターして美肌になろう
“モサ”は洗い残しです──私が出した結論
私も宇津木流スキンケアの本を読んだ最初の頃は「これは角層?剥がしちゃだめ?」と躊躇していました。
でも、自分で実践を続け、肌の変化を観察する中でわかってきたんです。
モサ=汚れ。
ちゃんと洗えばスッキリ消えます。
剥がすのではなく、丁寧に、肌に負担をかけずに洗顔することが大切です。
モサを「育てる」必要はありません。それは未熟な肌を守っているのではなく、ただの老廃物です。
正しい知識を得るには、ネットだけに頼らないこと
ネット情報の怖さは、「伝言ゲーム」のように本来の意味がズレて広まってしまうこと。
肌のことを真剣に考えるなら、一次情報である本を読むことをおすすめします。
ただし、1冊だけ読んで「これが絶対」と思い込むのも危険です。 複数の考え方に触れて、自分に合ったやり方を見つけることが大切。
\オススメ記事/
📌▶宇津木式・肌断食のおすすめ本4選|ネット情報に惑わされないために
まとめ:宇津木式“風”に流されず、自分の肌を大切に
宇津木式スキンケアは「引き算の美容」。でも、正しい方法で引き算しないと、逆効果になることもあるんです。
「モサ=剥がすな」ではなく、「それ、本当にモサ?汚れでは?」と立ち止まってみてください。
そして、
- 自分の肌に合うやり方を見つける
- 汚れはきちんと落とす
- 情報の出どころを確認する
この3つを大切にすれば、きっとあなたの肌も応えてくれるはずです。
13年続けてきたからこそわかる「宇津木式のコツ」、これからも発信していきますね。
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