【無添加石鹸を使用した方が良い理由】純石鹸についてとことん深堀

 

 

宇津木流スキンケアでは、皮膚を必要以上に洗いすぎないことが大切だと言われています。また、化粧品を落とす際は、クレンジングや洗顔料ではなく”無添加石鹸”の使用を推奨されています。

 

 

 

ドラッグストアに行けば、沢山の洗浄剤が販売されています。

ワンプッシュで泡が出るもの。香りの良いもの。洗った後に肌がしっとりする物。肌がツルツルになるもの。それなのになぜ無添加石鹸の使用をした方がいいと宇津木流スキンケアではいわれているのでしょうか。

 

今回は洗浄成分の種類について説明をしてから、無添加石鹸をオススメしている理由をお伝えしていきますね。

 

 

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洗浄剤を大きく分けると「無添加石鹸」と「合成洗剤」がある

 

洗浄剤を成分で大きく分けると「無添加（純）石鹸」と「合成洗剤」の２つに分けることが出来ます。

 

 

無添加石鹸、合成洗剤どちらも水と油を混ぜることのできる界面活性効果があり、汚れを落とす作用があります。

ただ、この2つは使用されている原料が全く違います。

 

 

 

洗浄剤：無添加（純）石鹸とは

 

原料は自然界にあるオリーブ油、ヤシ油、パーム油などの植物性の油。牛脂などの動物性の脂をベースに苛性ソーダなどを加えることで界面活性作用をもたらせているもの＝無添加石鹸。

昔から使用されていて、人にも環境にも良い洗浄剤。無添加石鹸を使用して出る石鹸カスは、排水されても微生物などの栄養源にもなり、魚の餌にもなります。

 

 

石けんは、排水として海や川に流れ出ると、短期間で大部分が水と二酸化炭素に生分解されます。石けんカスも環境中に流れますが、微生物や魚のエサとなります。石けんは、生分解性に優れ、環境にもやさしい洗浄剤といえます。

参考：シャボン玉石鹸/わたしたちが伝えたいこと/2023.9.29

 

洗浄力については合成洗剤とくらべて同等orまさる程度。ただ、洗い流す時に泡切れも良く皮膚に残りづらいです。また、分解されやすいので毒性が少ないことが特徴です。

 

 

 

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洗浄剤：合成洗剤とは

 

原料の石油を複雑に化学合成を繰り返して作られてるのが合成洗剤です。自然界には存在せず科学的に合成して作られたもので歴史は浅く約100年程。日本で普及し出したのは1960年ごろの事。

合成洗剤が普及したことにより、自然環境の害が今も問題になっています。

 

しかし、１９６０年代に合成洗剤が普及すると同時に、自然環境への害も指摘されるようになりました。家庭や工場から出る水が流れ込んだ川や湖に、たくさんの泡が消えずに残り、魚などに悪い影響を与える現象が現れたのです。

参考：経済産業省/なるほどケミカル・ワンダーランド

 

 

合成洗剤はタンパク質と結びつきます。その為、すすいでも皮膚に残りやすいと言われています。また、毒性もあることも証明されています。

 

合成洗剤で洗顔した場合は、ほんの少しとはいえ、毛穴や皮膚に吸着し、角層を破壊します。それらは分解されにくく、皮膚の内部にも安易に侵入します。合成洗剤は、ヒトの細胞やウニの卵、魚などに対するさまざまな実験によって、高い毒性が証明されています。

引用：肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法/宇津木龍一

リンク

 

角質層は肌の最前線で身体を守ってくれているバリアのような物。そのバリアが合成洗剤によって破壊されれば、肌が乾燥しやすくなります。

 

 

無添加石鹸のウソ、ホント

 

無添加石鹸には沢山のメリットがあります。

ただ、使用するには抵抗があるという方もいらっしゃると思います。

 

 

上記について、個人的意見も交えながらお話しをしていきます。

 

 

無添加石鹸で洗うと肌が荒れるイメージ

 

昔の無添加石鹸は不純物が多く含まれていた為、洗浄力も強力でした。その為、使用すると肌がガサガサになるイメージがあるのだと思います。ただ時代は変わり、今の無添加石鹸は純度が高くなりました。

その為、泡立ちも良く肌に優しくなり過度に洗いすぎなければ肌がガサガサになることは無くなりました。とはいえ、洗浄力は強いので使用は最小限にとどめることは必要です。

 

無添加石鹸に限らず、過度の洗浄は皮膚を傷つけます。ファンデーションなど油を含んだ化粧品を肌につけた時のみ、石鹸で洗えば十分。日中についたほこりや汚れ、皮脂が酸化した過酸化脂質は水洗顔のみで落ちます。

私自身も宇津木流スキンケアを始めた当初は夜のみ無添加石鹸で洗っていましたが、徐々に回数を減らして、今は朝晩水（ぬるま湯でもありません。冷たい水です。）で洗うのみです。

 

 

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無添加石鹸はアルカリ性だから弱酸性がいいのでは？

 

健康な肌は弱酸性に保たれています。その為、アルカリ性の無添加石鹸は肌に悪いと感じている方もいるのではないのでしょうか。

では、弱アルカリ性の無添加石鹸で洗顔をするとどうなるのでしょうか。

 

アルカリ性である純せっけんで洗顔しても、その直後こそ肌はアルカリ性に傾きますが、常在菌などの働きによって数分後には弱酸性にもどります。ですから、弱酸性のせっけんなどわざわざ使う必要はないのです。肌に優しい弱酸性、などというあまり意味のない売り文句に惑わされないようにしましょう。

引用：肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法/宇津木龍一

リンク

 

洗顔直後はアルカリ性に傾きますが、肌の常在菌の働きで数分後には弱酸性に戻るようです。そうであれば、弱酸性の洗浄剤にこだわる必要はないですね。

 

 

香料が入っていないので独特な香りが苦手

 

 

石鹸を作る際に香料を入れれば、もちろんいい香りがします。グリセリンや油脂などの成分を入れれば洗い上りは肌がしっとりした感じになります。ただ、石鹸には他の成分を混ぜる事により洗浄力が低下してしまうという欠点があります。

洗浄力は下がるけれどいい香り＆泡立ちが良く出来た商品がいわゆる”化粧石鹸”です。

化粧石鹸で洗顔をしても洗浄力の弱さからファンデーションなどの汚れが落ちにくく、クレンジング剤が必要になってしまいます。クレンジングで重ねて汚れは落とすと肌の負担が増え、皮膚バリアを壊してしまいます。

今宇津木流スキンケアをしていて出来るだけ化粧品をやめようとしている方が化粧石鹸で化粧を落とした場合、汚れが落ち切らずに肌が荒れてしまうかもしれません。

 

 

 

まとめ：安心して使用が出来る洗浄剤は無添加石鹸

 

無添加石鹸は天然素材のみで出来ています。石鹸を使用して出る石鹸カスは、排水されても微生物などの栄養源にもなり、魚の餌にもなる、人にも環境にも良い洗浄剤です。

 

 

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私は過去にニキビ、肌荒れに悩まされていました。ですが、宇津木流スキンケアを知り、化粧品を全てやめたところ肌荒れが治りました。当時は化粧品に入っている何らかの成分にアレルギーを起こしていたのか、界面活性剤で肌バリアが壊れて肌が荒れていたのだと思います。

合成洗剤の洗顔料の内容物を見ると、20、30と見たことのない成分が沢山入っています。でも、無添加石鹸なら自然界にある成分100％。調べなくても肌につけて問題ない成分だけなのです。

肌や自然に優しい。無臭。泡切れが良い。低価格。気になる方は是非使用してみて下さいね。

 

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ちなみに、洗濯洗剤も石鹸成分の洗浄剤を使用しています。生乾き臭の正体についても調べたので、気になる方はこちら読んでみて下さいね。

 

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